修羅場
義父&愛人VS娘二人
愛人は義父より40も下の、33歳。
娘より若い…。
娘二人が怒鳴り混んできて、何も言えない義父。
娘が愛人に対して
「お父さんの事をどう思ってるの?」
と聞いても、下を向いて答えない愛人。
修羅場というより、無言の時間だけが過ぎていった。
義父が
「また今度ゆっくり話すから、今日は帰ってくれ」
と言い、やむなく退散。
どういうつもりなんだろう、あの二人は。
謎だらけで、全く晴れず、マンションを後にした。
せめて、賃貸の契約内容だけでも確認しよう、と、仲介不動産会社へ。
契約名義は、会社だし、代表者の権限で見れるだろうと。
いかにも高級不動産ばかり扱っていそうな、怪しげな不動産会社。
「株式会社Kの○○です、賃貸契約の内容を確認に来ました」
とインターホンで伝えると、
またされること数10分、
義父から着信!
すぐにピンときた。
不動産会社から義父へ、連絡が言ったのだろう。
恐らく義父から予め、
「会社名義だけど、契約内容は漏らすな」
と口止めされてたな。
そう言った後ろめたい契約を交わすレベルの不動産会社だ。
義父からの着信はほおっておいて、不動産会社にゴネる私達。
義妹がキレ、
「契約者が内容を見せろって言ってんのに、どんだけ待たせるんだ!!?」
やっとのことで、契約書を見せた。
愛人の本名や、実家の住所、緊急連絡先には愛人の母親の名前、電話番号も。
会社名義で勝手に高級賃貸を契約して、愛人の勤務先には我社の名が。
嘘ばかりの契約に、怒りが溢れた。
不動産屋を出ても義父からの再三の着信。
義妹が出ると、いきなりの激昂。
「(愛人の母親に)電話をしたら、お前ら無茶苦茶にするぞっ!!」
脅しのような口調で、もはや家族ではない、気違いだ。
義父はその日からマンションに暮らすようになり、義母とは別居が始まった。
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