samhyのブログ

年商2億の社長から一転、アルバイトに。
収入は6分の1へ。
義父を相手に法廷闘争へ。

実家へ

10月3日 夜


私達は愛人の実家へ到着した。

『母親に説明すれば、

別れるよう説得してくれるだろう』



だが、期待は大きく外れた。



実家の電気は着いている。

中に居るはずだった。

しかし、インターホンには反応せず。


母親の携帯へ。

出た母親は、冷たい言い方で

「私には関係ない」

と、全く仲を取り持つ様子がない。


恐らく、義父から大金を受け取っている愛人が、

「良い金づるを捕まえた」

とでも説明したのだろう。



悔しさと、虚しさと、怒りと。。

諦めて帰宅していると、義父から再三の着信。


何度も何度も呼び出し音が鳴り続けた。



緊張しながら出ると、やはりいきなりの怒号。

「何で実家に行くんだ‼」

「絶対に許さん‼」



二人に別れてほしい。家族として当たり前の行動をしただけなのに、酷い暴言。


電話では言い収まらないようで、

ついに会って話をすることになった。。



人生最後の家族会議が行われた。

嘘をついて、更に逆ギレする義父

孫ほど若い女性に色呆けして、

46年お世話になった奥さんを捨てた義父と、


お金のために、40も上の老人をたぶらかし、

体をも捧げる愛人。


バレなければいい、と、周りに対し

『別れたふり』を続け、嘘を重ねる二人。



義父は私の嫁さんに

「暫くは一人で暮らして、反省するから、」

と、一人暮らしのマンションを、

探すよう依頼もしてきた。


こっちは数々の証拠で、

二人が交際を続けている事を把握しているのに、

ばれていないと思って、

嘘に嘘を重ねた。



義母が義父に対して

「愛人と別れたなら、誓約書を書いて!」

と、泣いて迫ると、

逆ギレし

「そんなことを言うなら、

お前こそ俺に『優しくします』って、

誓約書を書け!」

等と、子供のような反論を言ってきた。


愛人にだけでも、

誓約書を書いてもらおうと、義父に言ったが、

「(愛人にも)誓約書なんて書かせない‼」

と、話にならなかった。


私達は怒り心頭し、愛人の実家へ向かった。

涙の電話

別居から20日程たった9月中旬。

愛人から嫁さんへ電話がなった。


出ると、泣きながら

「もう、お父様とは別れましたので、、」

と。


義父とは別れたから、許してあげてほしい、との電話。

自身の生き方について、反省を述べたり、

今後の人生について相談してきたり。


嫁さんも、それについて親身になって聞き、

アドバイスをした。


もともと、

この糞愛人のせいで、家庭が壊されたのに、


怒りの感情を抑えて、

一緒に泣いて、

話を聞いた。



数分後には義父からも、嫁さんに電話。

「別れたから、自宅に帰れるよう、間に立ってくれ」

と。


別れたのなら、何とかしたいと、

嫁さんも母に和解を進める決意をした。


誰もが、

『やっと解決した』

そう、安堵した。



だが、、

奴等は人では無かった。



数日後、義父の日記を見ることができた。

そこには、愛人との交際を続けている記載が。


愛人が、泣きながら電話をしてきたその日も、

二人はホテルへ宿泊し、連日のようにデートを重ねていた。


嫁さんの良心に漬け込み、

私達はまたしても騙されていた。