samhyのブログ

年商2億の社長から一転、アルバイトに。
収入は6分の1へ。
義父を相手に法廷闘争へ。

詐欺師

「46年一緒に頑張って来たのに

捨てられるなんて、、、」


義母は毎晩泣いて、気の毒でならなかった。


私の嫁さん(義父の娘)や、

私の子供たちも、

そんな裏切り行為に心を痛め、暗い日々。


「義父が許せない」

私は、怒りが日に日にましながらも、

お金のためには義父と働くしかなく、

苦しい日々だった。



別居から10日程たち、義父から嫁さんへ電話。


「お母さんが可哀想だから、帰ろうと思う」


最初は

義父にも心があるのかと期待したが、

実は真逆で、

説明するのも情けない理由であった。



後日盗み見た日記によると、、、


義父は大の犬嫌いなのに、

同居する愛人が、

実家から犬を連れてくる事になったのが、本当の理由だった。


犬と暮らすのが嫌で、自宅に戻ろうと思ったのだ。


しかも、

娘の『できれば父に帰ってきてほしい』

という良心につけこみ。


義父は私の嫁さんに対して

「お母さんも一人では可哀想だからな。」

と、詐欺師のような優しい口調で嘘をつき、、


嫁さんとしては

『傷心の母に対し、

  父を許すよう説得すべきか』

悩み苦しんだ。


『今、母を説得することは、母にとって本当に良いことなのか。

再び一緒に暮らした方が良いのか』


何日も悩んでいるうちに、義父は

「まだ俺は帰れんのか!!」

と怒り出した。



自分の損得だけで考え、

人を欺き、嘘を重ねる義父。


葛藤する嫁さんにとって、悩み苦しむ日々だった。

修羅場

義父&愛人VS娘二人


愛人は義父より40も下の、33歳。

娘より若い…。


娘二人が怒鳴り混んできて、何も言えない義父。



娘が愛人に対して

「お父さんの事をどう思ってるの?」

と聞いても、下を向いて答えない愛人。


修羅場というより、無言の時間だけが過ぎていった。



義父が

「また今度ゆっくり話すから、今日は帰ってくれ」

と言い、やむなく退散。


どういうつもりなんだろう、あの二人は。


謎だらけで、全く晴れず、マンションを後にした。



せめて、賃貸の契約内容だけでも確認しよう、と、仲介不動産会社へ。


契約名義は、会社だし、代表者の権限で見れるだろうと。



いかにも高級不動産ばかり扱っていそうな、怪しげな不動産会社。


「株式会社Kの○○です、賃貸契約の内容を確認に来ました」

とインターホンで伝えると、

またされること数10分、

義父から着信!


すぐにピンときた。

不動産会社から義父へ、連絡が言ったのだろう。

恐らく義父から予め、

「会社名義だけど、契約内容は漏らすな」

と口止めされてたな。

そう言った後ろめたい契約を交わすレベルの不動産会社だ。


義父からの着信はほおっておいて、不動産会社にゴネる私達。


義妹がキレ、

「契約者が内容を見せろって言ってんのに、どんだけ待たせるんだ!!?」


やっとのことで、契約書を見せた。

愛人の本名や、実家の住所、緊急連絡先には愛人の母親の名前、電話番号も。


会社名義で勝手に高級賃貸を契約して、愛人の勤務先には我社の名が。

嘘ばかりの契約に、怒りが溢れた。



不動産屋を出ても義父からの再三の着信。

義妹が出ると、いきなりの激昂。

「(愛人の母親に)電話をしたら、お前ら無茶苦茶にするぞっ!!」


脅しのような口調で、もはや家族ではない、気違いだ。


義父はその日からマンションに暮らすようになり、義母とは別居が始まった。

侵入

8月29日


義母から「義父達が入居するマンションに、家電の搬入があるみたい」

との情報。


義父は、一人で業者の応対はできないから、

恐らく、愛人とマンションにはず!


と予想し、私と嫁さんで、いざマンションへ!!



嫁さんの妹も参戦することに。


妹は、元ヤンで、すぐキレる。

敵に回すと厄介だが、味方だと心強い。


娘二人が愛人に会って話せば、心を入れ換える、そう期待して、修羅場覚悟で向かった。



事前に新居の住所は把握しておいたため、難なく到着。

さすが家賃20数万の高級賃貸。立派な構えだ。



着いたは良いが、オートロックのエントランスに入れない。


そこへ丁度来た宅配便。ササッと侵入成功!


だが今度は、エレベーターがオートロック。

どうやら、キーを持っていないと、エレベーターには乗れないようだ。


エレベーター以外の手段をさがし、不審者候の3人。


気分は探偵。


非常階段を発見し、二人がいる8階へ。



玄関に着き、インターホンを鳴らした。


カメラで、娘が来てしまったのを驚きつつも、渋々鍵を開け、

ついに不貞の二人VS娘二人。


まさに修羅場。